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もう8年前になるのだが、僕はニューヨークに2ヶ月間滞在した事がある。あの経験が僕の世界観を変えるターニングポイントだったと思う。

1999年、当時僕は20歳で学生だった。父の友人がニューヨークで暮らしているので、そこに世話になってこいと、電波少年的に飛行機に乗せられ僕はニューヨークへと旅立った。
勿論飛行機に乗るのも始めて。航空会社はコンチネンタルエアラインというアメリカの航空機に乗った。離陸と着陸が他の航空会社よりスリリングらしく、隣の老夫婦が「こんな怖い飛行機乗ったのは始めてだよ」と笑っていた。何でも空軍出身のパイロットが多いらしく、アクロバットなフライトで有名らしい。機内食もとても美味しくて、こんな感じだったら現地の食事も大丈夫そうだな。と思った。そして13時間のフライトの末、僕はニュージャージー州のニューアーク空港に降り立った。
13時間のフライト。機内の客室乗務員との英語でのコミュニケーション。美味しいアメリカの料理やスナック。全てが始めての経験で、そしてもう一つの始めての経験が「入国審査」であった。
僕は列に並び、順番を待つ。横の列のカウンターでは日本人女性が大声を上げて税関の人と大げんかをしている。不安がよぎる。僕は入国出来るのか?
間もなく僕の番に廻った。カウンターには大柄な白人男性の税関が待ち構える。低い声で僕に「passport prese」と。
何もやましい事はないのだが、ちょっと慌ててパスポートを出した。次にアメリカに入国する目的を聞かれ、滞在期間を聞かれた。
僕は平静を取り戻しそれを英語で答え、もう終わりかな?と思っていた時、彼が帰りのチケットを見せろ。と言って来たのだ。
僕はその英語が理解出来ず、何を提示していいのか解らなかった。tiketという単語は解ったのだが何のチケットか解らない。そして彼は僕に分かり易いように簡単な英緒でこう話した。go home.
「......は?!帰れ?!うそ〜!ここまで来たのに!」緊張と動揺でちゃんと人の話しを聞かないうちに僕は日本語でこう叫んでしまった(笑)そして数分立ち往生。
しかし税関の男性はゲラゲラ笑いながらどこかへ電話をしている。「おいおい!何処に電話繋げているんだよ!このまま強制連行か!?」しかし何となく話しのニュアンスで解ったのだ。帰りのチケットを見せれば良いのか?帰りの航空券を見せてようやくビザスタンプを押してもらいゲートをくぐる事が出来た。ふ〜やれやれ。
税関の男性は「hahaha! SAYONARA baby!」と言って手を振っている。くっそ〜完全に嘗められてる(笑)いつかお前に文句言える位英語が使えるようになってやる!覚えとけ!と負け惜しみを言いつつ空港を出た。
入口には父の友人のKOSHIBE氏が待っており、挨拶を交わしクルマに乗り込んだ。時間は夕方。広大なアメリカの道路を一路ニュージャージー州内にあるKOSHIBE氏の家に向かう。そしてKOHIBE氏の家族と対対面した。
僕と同い年のJINとGEN。そして当時10歳の女の子のAYAKA、KOSHIBE氏の奥様と犬のMOMOが迎えてくれた。僕は人見知りしない性格なので直ぐにKOSHIBEファミリーを打ち解ける事が出来た。
夕食を済ませ、あとは寝るだけか?と思いきや、これから映画館に一緒に行くとのこと。映画はショーンコネリーが主演しているエンプラットメントだった。
しかしここでも言葉の問題が生じ、ポップコーンとコーラを注文した所、一番大きいサイズが来てしまった。これが8$45¢。高けえ。
字幕無しの映画(当たり前だが)を観て、映画館を出るととても寒く、5月だというのに息が白くなる。夕方は温かかったのに。ようやく眠りに着いたのだが、何故か汗びっしょり。始めての場所で緊張の連続だったからだろうな。こうしてニューヨーク一日目が終わった。続く!

1999年、当時僕は20歳で学生だった。父の友人がニューヨークで暮らしているので、そこに世話になってこいと、電波少年的に飛行機に乗せられ僕はニューヨークへと旅立った。
勿論飛行機に乗るのも始めて。航空会社はコンチネンタルエアラインというアメリカの航空機に乗った。離陸と着陸が他の航空会社よりスリリングらしく、隣の老夫婦が「こんな怖い飛行機乗ったのは始めてだよ」と笑っていた。何でも空軍出身のパイロットが多いらしく、アクロバットなフライトで有名らしい。機内食もとても美味しくて、こんな感じだったら現地の食事も大丈夫そうだな。と思った。そして13時間のフライトの末、僕はニュージャージー州のニューアーク空港に降り立った。
13時間のフライト。機内の客室乗務員との英語でのコミュニケーション。美味しいアメリカの料理やスナック。全てが始めての経験で、そしてもう一つの始めての経験が「入国審査」であった。
僕は列に並び、順番を待つ。横の列のカウンターでは日本人女性が大声を上げて税関の人と大げんかをしている。不安がよぎる。僕は入国出来るのか?
間もなく僕の番に廻った。カウンターには大柄な白人男性の税関が待ち構える。低い声で僕に「passport prese」と。
何もやましい事はないのだが、ちょっと慌ててパスポートを出した。次にアメリカに入国する目的を聞かれ、滞在期間を聞かれた。
僕は平静を取り戻しそれを英語で答え、もう終わりかな?と思っていた時、彼が帰りのチケットを見せろ。と言って来たのだ。
僕はその英語が理解出来ず、何を提示していいのか解らなかった。tiketという単語は解ったのだが何のチケットか解らない。そして彼は僕に分かり易いように簡単な英緒でこう話した。go home.
「......は?!帰れ?!うそ〜!ここまで来たのに!」緊張と動揺でちゃんと人の話しを聞かないうちに僕は日本語でこう叫んでしまった(笑)そして数分立ち往生。
しかし税関の男性はゲラゲラ笑いながらどこかへ電話をしている。「おいおい!何処に電話繋げているんだよ!このまま強制連行か!?」しかし何となく話しのニュアンスで解ったのだ。帰りのチケットを見せれば良いのか?帰りの航空券を見せてようやくビザスタンプを押してもらいゲートをくぐる事が出来た。ふ〜やれやれ。
税関の男性は「hahaha! SAYONARA baby!」と言って手を振っている。くっそ〜完全に嘗められてる(笑)いつかお前に文句言える位英語が使えるようになってやる!覚えとけ!と負け惜しみを言いつつ空港を出た。
入口には父の友人のKOSHIBE氏が待っており、挨拶を交わしクルマに乗り込んだ。時間は夕方。広大なアメリカの道路を一路ニュージャージー州内にあるKOSHIBE氏の家に向かう。そしてKOHIBE氏の家族と対対面した。
僕と同い年のJINとGEN。そして当時10歳の女の子のAYAKA、KOSHIBE氏の奥様と犬のMOMOが迎えてくれた。僕は人見知りしない性格なので直ぐにKOSHIBEファミリーを打ち解ける事が出来た。
夕食を済ませ、あとは寝るだけか?と思いきや、これから映画館に一緒に行くとのこと。映画はショーンコネリーが主演しているエンプラットメントだった。
しかしここでも言葉の問題が生じ、ポップコーンとコーラを注文した所、一番大きいサイズが来てしまった。これが8$45¢。高けえ。
字幕無しの映画(当たり前だが)を観て、映画館を出るととても寒く、5月だというのに息が白くなる。夕方は温かかったのに。ようやく眠りに着いたのだが、何故か汗びっしょり。始めての場所で緊張の連続だったからだろうな。こうしてニューヨーク一日目が終わった。続く!
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by torrows
| 2007-04-30 12:55
| NEW YORK
1994年から1997年にかけてフジテレビで放送されていたワースワーズの冒険という番組を覚えているだろうか?

僕が高校生の頃やっていた番組で、好きで毎週観ていた。内容は古今東西の大人っぽい趣味の世界やヨーロッパの生活や日本の隠れ家的なスポットを紹介したり、旅をして様々なライフスタイルに触れるという感じだった。(もっといろんな内容でやっていたと思うが)
特に好きだったのがヨーロッパの特集で、フランス パリでのお洒落なライフスタイルや南フランスの美味しい料理を特集したり、イタリアの男は伊達に決めるなんてのも面白かった。今ジローラモがちょい悪なんてやっているけどもう10年も前にそんなのはこの番組でやっていた。
特徴としては一つのテーマを定めてその事についてマニアックに解説する。究極のピザを求めてローマへ。なんて感じで古今東西のピザを紹介。エスプレッソのコーヒーの美味しい飲み方とか、イタリアの特集が多かったと思うがとにかくそれを観てヨーロッパの雑学を勉強したものだ。
映像もキレイでヨーロッパが大好きだった僕にとってはいい番組だったな。ためになるし面白いし。
また昔は良かったになってしまうが、やはり今のテレビはこういうインテリジェンス的な所も欠けていると思う。番組を観て感動したり世界が広くなったりというテーマの番組が少ない。
ワーズワースの冒険は今CS放送でオンエアされているらしい。F1中継も質が高いらしいし、フジテレビ737に入りたいなあ。

僕が高校生の頃やっていた番組で、好きで毎週観ていた。内容は古今東西の大人っぽい趣味の世界やヨーロッパの生活や日本の隠れ家的なスポットを紹介したり、旅をして様々なライフスタイルに触れるという感じだった。(もっといろんな内容でやっていたと思うが)
特に好きだったのがヨーロッパの特集で、フランス パリでのお洒落なライフスタイルや南フランスの美味しい料理を特集したり、イタリアの男は伊達に決めるなんてのも面白かった。今ジローラモがちょい悪なんてやっているけどもう10年も前にそんなのはこの番組でやっていた。
特徴としては一つのテーマを定めてその事についてマニアックに解説する。究極のピザを求めてローマへ。なんて感じで古今東西のピザを紹介。エスプレッソのコーヒーの美味しい飲み方とか、イタリアの特集が多かったと思うがとにかくそれを観てヨーロッパの雑学を勉強したものだ。
映像もキレイでヨーロッパが大好きだった僕にとってはいい番組だったな。ためになるし面白いし。
また昔は良かったになってしまうが、やはり今のテレビはこういうインテリジェンス的な所も欠けていると思う。番組を観て感動したり世界が広くなったりというテーマの番組が少ない。
ワーズワースの冒険は今CS放送でオンエアされているらしい。F1中継も質が高いらしいし、フジテレビ737に入りたいなあ。
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by torrows
| 2007-04-25 18:57
| テレビ
さて宮ヶ瀬でひょんなことからMR2を貰い受けた僕。その後無事自動車免許を取り、陸運事務所でナンバーを取得。保険にも加入し、じゃじゃ馬と若葉マークのカーライプが始まる。
しかし自動車の運転も初心者で、ステアリングは重ステ、ちょっと踏むと吹け上がるアクセル。重いクラッチ。交差点ではトルクがモリモリ聞いてブレイク寸前。数キロ走るだけでぐったり。エンストの連続でとにかく疲れるクルマであった。
そして免許取得1週間目で道志道を走ってキャンプに行く事に、隣にバイトの後輩を乗せてそれはそれはスリリングだった。勿論荷物なんかも乗らないので、クルマを持って来る人数の内に入らなかった(笑)
憧れの西湘バイパスを走ったが、道路のつなぎ目がスピードを増す度にドンッ!ドンッ!っとステアリングに伝わる。もう綺麗な海どころではなかった。追い越し車線からトラックに抜かれる始末。
しかし月日が経つに連れ慣れてくる、始めてクルマでお台場までデートした時は本当に嬉しかったし、宮ヶ瀬を力一杯アクセル踏んで攻める事にも夢中になっていた。
他のスポーツカーに比べたら遅いし、荷物は載らない、2人しか乗れない、雨漏りはする不便なクルマだが僕はこのMR2にずっと乗っていたいとその時は思っていた。
女の子に振られて帰ってくる時も一緒だし、仕事で辛い事があってもステアリングを握っている。いつでもMR2は僕と一緒だった。武勇伝は奥多摩で崖から落ちそうになった事や、あのくそ狭い室内でカーセックスまでしたってのが未だに語り継がれている(笑)
しかしもう7年目のMR2。僕はこのクルマを手放すのかも知れない。
しかし自動車の運転も初心者で、ステアリングは重ステ、ちょっと踏むと吹け上がるアクセル。重いクラッチ。交差点ではトルクがモリモリ聞いてブレイク寸前。数キロ走るだけでぐったり。エンストの連続でとにかく疲れるクルマであった。
そして免許取得1週間目で道志道を走ってキャンプに行く事に、隣にバイトの後輩を乗せてそれはそれはスリリングだった。勿論荷物なんかも乗らないので、クルマを持って来る人数の内に入らなかった(笑)
憧れの西湘バイパスを走ったが、道路のつなぎ目がスピードを増す度にドンッ!ドンッ!っとステアリングに伝わる。もう綺麗な海どころではなかった。追い越し車線からトラックに抜かれる始末。
しかし月日が経つに連れ慣れてくる、始めてクルマでお台場までデートした時は本当に嬉しかったし、宮ヶ瀬を力一杯アクセル踏んで攻める事にも夢中になっていた。
他のスポーツカーに比べたら遅いし、荷物は載らない、2人しか乗れない、雨漏りはする不便なクルマだが僕はこのMR2にずっと乗っていたいとその時は思っていた。
女の子に振られて帰ってくる時も一緒だし、仕事で辛い事があってもステアリングを握っている。いつでもMR2は僕と一緒だった。武勇伝は奥多摩で崖から落ちそうになった事や、あのくそ狭い室内でカーセックスまでしたってのが未だに語り継がれている(笑)
しかしもう7年目のMR2。僕はこのクルマを手放すのかも知れない。
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by torrows
| 2007-04-24 13:27
| クルマ
さて、皆さんはどんな物に青春を感じるのであろうか?僕は一台のクルマである。
随分前に「初恋のクルマはロードスター」なる記事を書いたが、やはり初恋って実らないもので僕の始めてのクルマは初代MR2というとんでもないじゃじゃ馬だった。
高校生くらいになるとクルマなんかにみんな興味を持ち始める時期で、当時の僕もロードスターが欲しくて欲しくてしょうがなかった時期があった。で、友達とクルマ雑誌を本屋で立ち読みしていると一つの記事が目に留まった。その内容は「初代MR2は初心者は乗るべからず。死ぬ」とまで書いてあったのだ。
重量級のハイパワースポーツカーが全盛の時代で古いスタイリング、ロードスターとは毛色の違う、ちょい悪な出で立ちのコンパクトスポーツカーは何となくそそられる物があった。しかし友人と「これは止めようね」と笑いながら話していた。
それから4年後僕も免許を取りに教習所に通っていた。やはり欲しいのはロードスター。友達は18歳でとっくに免許を取っていて走り屋デビューをしていたのだが僕は教習所に通っていたのが21歳と遅かったのだ。そして仮免中に忘れもしないあの事件が起こる........。
友人のAE92レビンで厚木の某峠まで走りに行った時だった。勿論僕は助手席なのだが。
友人と頂上のパーキングで缶コーヒーを飲んでいると向かいに一台のクルマが。見慣れないスタイリングの....そうあのちょい悪なオーラを醸し出すあの初代MR2がそこに居たのだ。しかもこのクルマで走っている人はとても珍しい。早速話しかけてみる事にした。
「かっこいいクルマですねえ〜」と僕が一言。するとMR2のオーナーが僕に「おい?それ本気で言ってる?」と。僕は返って失礼な事言ったかな?と思っていたらそのオーナーが話しを続ける。「このクルマ貰ってよ」 「......はあ?」ちょっとヤバい人に話しかけてしまったかな?と思っていたら、「じつはさあ今日はこのクルマを貰ってくれる人を捜しにここまで来たんだよ」と。
話しを聞くとそのオーナーはMR2が大好きで中古で購入したのだが、自宅の駐車場の関係で泣く泣く手放さなければならないという事だった。しかし捨てるのは勿体ないし、乗ってくれる人がいたらな。という事だったのだ。
しかし僕は仮免中、家にクルマを止めるスペースも無い。それもあの悪名高いMR2。高校生の頃読んだ「MR2は初心者は乗るべからず。死ぬ」という記事が頭をよぎる.....。しかし3分後僕の口から出た答え。「.....このクルマ。下さい」
僕は仮免中にクルマを手に入れてしまったのだ!しかも見ず知らずの人から(笑)その後名義変更を自分でやり、車庫は祖父の家のスペースを借り、無事クルマを手に入れたのだ。まだ免許が無かったので友人がハンドルを握り、ドライブに連れて行ってくれた。西湘バイパスを抜け海風を切るように疾走し、箱根の山を元気良く駆け抜ける。僕も免許を取ったらここを自分の運転で走りたい。たちまちMR2の虜になった。 続く!
随分前に「初恋のクルマはロードスター」なる記事を書いたが、やはり初恋って実らないもので僕の始めてのクルマは初代MR2というとんでもないじゃじゃ馬だった。
高校生くらいになるとクルマなんかにみんな興味を持ち始める時期で、当時の僕もロードスターが欲しくて欲しくてしょうがなかった時期があった。で、友達とクルマ雑誌を本屋で立ち読みしていると一つの記事が目に留まった。その内容は「初代MR2は初心者は乗るべからず。死ぬ」とまで書いてあったのだ。
重量級のハイパワースポーツカーが全盛の時代で古いスタイリング、ロードスターとは毛色の違う、ちょい悪な出で立ちのコンパクトスポーツカーは何となくそそられる物があった。しかし友人と「これは止めようね」と笑いながら話していた。
それから4年後僕も免許を取りに教習所に通っていた。やはり欲しいのはロードスター。友達は18歳でとっくに免許を取っていて走り屋デビューをしていたのだが僕は教習所に通っていたのが21歳と遅かったのだ。そして仮免中に忘れもしないあの事件が起こる........。
友人のAE92レビンで厚木の某峠まで走りに行った時だった。勿論僕は助手席なのだが。
友人と頂上のパーキングで缶コーヒーを飲んでいると向かいに一台のクルマが。見慣れないスタイリングの....そうあのちょい悪なオーラを醸し出すあの初代MR2がそこに居たのだ。しかもこのクルマで走っている人はとても珍しい。早速話しかけてみる事にした。
「かっこいいクルマですねえ〜」と僕が一言。するとMR2のオーナーが僕に「おい?それ本気で言ってる?」と。僕は返って失礼な事言ったかな?と思っていたらそのオーナーが話しを続ける。「このクルマ貰ってよ」 「......はあ?」ちょっとヤバい人に話しかけてしまったかな?と思っていたら、「じつはさあ今日はこのクルマを貰ってくれる人を捜しにここまで来たんだよ」と。
話しを聞くとそのオーナーはMR2が大好きで中古で購入したのだが、自宅の駐車場の関係で泣く泣く手放さなければならないという事だった。しかし捨てるのは勿体ないし、乗ってくれる人がいたらな。という事だったのだ。
しかし僕は仮免中、家にクルマを止めるスペースも無い。それもあの悪名高いMR2。高校生の頃読んだ「MR2は初心者は乗るべからず。死ぬ」という記事が頭をよぎる.....。しかし3分後僕の口から出た答え。「.....このクルマ。下さい」
僕は仮免中にクルマを手に入れてしまったのだ!しかも見ず知らずの人から(笑)その後名義変更を自分でやり、車庫は祖父の家のスペースを借り、無事クルマを手に入れたのだ。まだ免許が無かったので友人がハンドルを握り、ドライブに連れて行ってくれた。西湘バイパスを抜け海風を切るように疾走し、箱根の山を元気良く駆け抜ける。僕も免許を取ったらここを自分の運転で走りたい。たちまちMR2の虜になった。 続く!
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by torrows
| 2007-04-18 23:27
| クルマ
さて、このtorrowsのガレージを読んでいらっしゃる方はパソコンか携帯でご覧頂いているであろう。つまりは少なからずネットを利用している人たちである。
インターネットって全ての人が同じサイズで利用している訳ではは無くてケータイで音楽をダウンロードする範囲で利用している人やネットで商売をしている人も居れば、それはさまざまだと思う。
しかしこれだけワイドに展開されてるインターネット。その便利さの裏側には思わぬ落とし穴や詐欺、提供側の良いお客さんになってしまうという側面もある。
最近良く耳にするユビピタス時代という言葉である。パソコンいらずでケータイで何んでも出来る。そんな便利な世の中が訪れる。という政策で、どんな人でも簡単にというのがコンセプトらしい。しかし今のケータイ事情をふまえてそれはどうなのだろうと考えてしまう。
まずはケータイでウェブを利用するときの料金である。はっきりいって高い。どれだけ利用したかはパケット料で換算し、意味も無く画質を上げたりして一度の閲覧料をぼったくるように徴収する。最近はウェブ定額なんてあるが、大した情報もないくせに¥3800程度の月掛け料金が掛かる。これじゃあプロバイダ並みの料金じゃん。って思う。冷静に見ると通話料金より高くついているのでは?と思う。僕に言わせるとケータイのパケット定額なんて¥1000くらいだろ?と考える。つまりは費用対効果の問題。
最近見た記事でケータイでフルブラウザを海外で利用し、定額の対象外である事を知らず、使いまくってなんと100万円近い利用料をケータイキャリアから請求された。なんて馬鹿げたニュースがあった。しかしこれも自己責任。
ケータイで配信されているウェブの内容って暇つぶし的なコンテンツが殆どだと思うし、世界中のサイトをワールドワイドに....って程では無い。だけど料金はプロバイダ並み。
話しは飛ぶが、地元のバーで友人と呑んでいる時、隣の客がネットで儲けないか?と持ちかけられた。内容はケータイコンテンツを管理して広告費をバックで貰えるという内容だった。
しかし説明用のパンフをみてげんなり.....どこにでもあるような着メロのダウンロードサイトで真新しいアイディアなんてこれぽっちも無い。それを新しい時代だのユビピタスだの喚いて大いばり。馬鹿じゃないのか?この人。と思った。
しかも酷いのが、そのサイトを友達にメールで広める事で収益になるなどというスタイルでマルチ商法みたいなお粗末な内容。勿論そんな馬鹿なものは断った。
利用料金やそういったマルチ商法みたいな物がまかり通ってしまうケータイのインターネットってどーも好きになれない。しかし最近は若年層のパソコン離れを肌で感じる。
世の中がIT,ITって言う程パソコン使える人が少ないような気がする。丁度僕たちより5歳か10歳離れている人間と話すとマックとウィンドウズの区別がつかないなんてこともザラである。
最初に触れたが人それぞれのネットのサイズがある訳で、この記事はケータイでインターネットをやる事を否定している訳では無い。むしろそれで事が足りるならそれでオッケイな訳で、全ての人がパソコンを所有する必要はないと思う。
しかし、無知なのを良い事に料金をボッたりインチキ商法を広める輩がいたりと便利なものについて少し考える必要がありそうだ。
以前、ソフトバンクについて記事を書いたが、ケータイは誰でも持っている時代を良い事に客を馬鹿にしたようなビジネス展開をケータイキャリアはしていると思う。だけど選ぶ巾が3社しか無く、しぶしぶ使っている。若しくは気付かずそれを使っているという現状は決して良い事では無い。
便利で、誰でも使えて、簡単で、という事は素晴らしい事だと僕は思う。が、もう少し考える必要があると思う。
インターネットって全ての人が同じサイズで利用している訳ではは無くてケータイで音楽をダウンロードする範囲で利用している人やネットで商売をしている人も居れば、それはさまざまだと思う。
しかしこれだけワイドに展開されてるインターネット。その便利さの裏側には思わぬ落とし穴や詐欺、提供側の良いお客さんになってしまうという側面もある。
最近良く耳にするユビピタス時代という言葉である。パソコンいらずでケータイで何んでも出来る。そんな便利な世の中が訪れる。という政策で、どんな人でも簡単にというのがコンセプトらしい。しかし今のケータイ事情をふまえてそれはどうなのだろうと考えてしまう。
まずはケータイでウェブを利用するときの料金である。はっきりいって高い。どれだけ利用したかはパケット料で換算し、意味も無く画質を上げたりして一度の閲覧料をぼったくるように徴収する。最近はウェブ定額なんてあるが、大した情報もないくせに¥3800程度の月掛け料金が掛かる。これじゃあプロバイダ並みの料金じゃん。って思う。冷静に見ると通話料金より高くついているのでは?と思う。僕に言わせるとケータイのパケット定額なんて¥1000くらいだろ?と考える。つまりは費用対効果の問題。
最近見た記事でケータイでフルブラウザを海外で利用し、定額の対象外である事を知らず、使いまくってなんと100万円近い利用料をケータイキャリアから請求された。なんて馬鹿げたニュースがあった。しかしこれも自己責任。
ケータイで配信されているウェブの内容って暇つぶし的なコンテンツが殆どだと思うし、世界中のサイトをワールドワイドに....って程では無い。だけど料金はプロバイダ並み。
話しは飛ぶが、地元のバーで友人と呑んでいる時、隣の客がネットで儲けないか?と持ちかけられた。内容はケータイコンテンツを管理して広告費をバックで貰えるという内容だった。
しかし説明用のパンフをみてげんなり.....どこにでもあるような着メロのダウンロードサイトで真新しいアイディアなんてこれぽっちも無い。それを新しい時代だのユビピタスだの喚いて大いばり。馬鹿じゃないのか?この人。と思った。
しかも酷いのが、そのサイトを友達にメールで広める事で収益になるなどというスタイルでマルチ商法みたいなお粗末な内容。勿論そんな馬鹿なものは断った。
利用料金やそういったマルチ商法みたいな物がまかり通ってしまうケータイのインターネットってどーも好きになれない。しかし最近は若年層のパソコン離れを肌で感じる。
世の中がIT,ITって言う程パソコン使える人が少ないような気がする。丁度僕たちより5歳か10歳離れている人間と話すとマックとウィンドウズの区別がつかないなんてこともザラである。
最初に触れたが人それぞれのネットのサイズがある訳で、この記事はケータイでインターネットをやる事を否定している訳では無い。むしろそれで事が足りるならそれでオッケイな訳で、全ての人がパソコンを所有する必要はないと思う。
しかし、無知なのを良い事に料金をボッたりインチキ商法を広める輩がいたりと便利なものについて少し考える必要がありそうだ。
以前、ソフトバンクについて記事を書いたが、ケータイは誰でも持っている時代を良い事に客を馬鹿にしたようなビジネス展開をケータイキャリアはしていると思う。だけど選ぶ巾が3社しか無く、しぶしぶ使っている。若しくは気付かずそれを使っているという現状は決して良い事では無い。
便利で、誰でも使えて、簡単で、という事は素晴らしい事だと僕は思う。が、もう少し考える必要があると思う。
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by torrows
| 2007-04-10 02:18
| 社会面
オーストラリアから場所を換え、F1サーカスは南アジアシリーズへ。昨日マレーシアGPが行われた。しかし東南アジアでF1やるなんて数年前では考えられなかったな。さてレースのプレビューを。

予選ではフェッリッペマッサがポールポジション。2番手には去年のチャンピオンのアロンソ。二列目は3番手ライコネン4番手はミルトンと、今回もフロントロー、セカンドローともフェラーリとマクラーレンが占める形に、今回はこの4台が熾烈な優勝争いを展開する。
スタートではマッサが遅れを取ってアロンソから以下3台が入れ替わる形となり、アロンソがトップにさらにハミルトンが2番手。マクラーレンの二台が1-2。フェラーリの2台が遅れを取ってしまった。
やはり黒人であるハミルトンはこういった暑さなどにも強いのかな?と黒人としては始めてのドライバーであるハミルトンの潜在的な身体能力に注目していたが、レースの後半熱さでバテた(笑)いくら黒人でもアジアの蒸し暑さは応えるんだろうなあ。欧州育ちだし。
ここはレース経験に物を言わせて後方からライコネンがじりじりとハミルトンを追い上げる。ファイナルラップには8秒あった差も0.8秒まで追い上げられた。
しかしここでチェッカー。ハミルトンはデビュー2戦目にして2位表彰台と前回のメルボルンから連続表彰台。アロンソは一人勝ちで、そのまま1位でチェッカー。今回は上位4位までが熾烈な争いを展開し、マレーシアGPを盛り上げた。
ポールからスタートしたマッサは残念5位。前回から地味〜に4位をキープしているBMWのハイドフェルド。ウィリアムズのロズベルグは決勝では6番手をキープしていたが、残念42週でリタイヤ。
やはり決勝レースはタイヤのルールなどもそうだが、予選の順位をキープするのが難しそう。で予選すら遅いチームはもっと下位まで落ちてしまう。トヨタはトップ10以内でのスタートではあったがその後順位を落としてラルフシューマッハーは予選8番手から15位までダウン。去年まで元気だったチームが中盤または後半に押しやられている所を見ると、今年のルールやライバルチームとの力の差がレースをより難しいものしているのであろう。
今はフェラーリとマクラーレンの一騎打ちという感じではあるが、ヨーロッパラウンドからどうなるのか?ルノーやトヨタだってこのままであるとは思えないし、特にBMWのハイドフェルドの存在がキーになるかも?今年の一番不気味な存在だと思う。ウィリアムズだって去年とはひと味違ったチームになっているだろうし、とにかく見所が沢山ある。
次はバーレーンGP砂漠のサーキットでどんな展開になるか楽しみである。

予選ではフェッリッペマッサがポールポジション。2番手には去年のチャンピオンのアロンソ。二列目は3番手ライコネン4番手はミルトンと、今回もフロントロー、セカンドローともフェラーリとマクラーレンが占める形に、今回はこの4台が熾烈な優勝争いを展開する。
スタートではマッサが遅れを取ってアロンソから以下3台が入れ替わる形となり、アロンソがトップにさらにハミルトンが2番手。マクラーレンの二台が1-2。フェラーリの2台が遅れを取ってしまった。
やはり黒人であるハミルトンはこういった暑さなどにも強いのかな?と黒人としては始めてのドライバーであるハミルトンの潜在的な身体能力に注目していたが、レースの後半熱さでバテた(笑)いくら黒人でもアジアの蒸し暑さは応えるんだろうなあ。欧州育ちだし。
ここはレース経験に物を言わせて後方からライコネンがじりじりとハミルトンを追い上げる。ファイナルラップには8秒あった差も0.8秒まで追い上げられた。
しかしここでチェッカー。ハミルトンはデビュー2戦目にして2位表彰台と前回のメルボルンから連続表彰台。アロンソは一人勝ちで、そのまま1位でチェッカー。今回は上位4位までが熾烈な争いを展開し、マレーシアGPを盛り上げた。
ポールからスタートしたマッサは残念5位。前回から地味〜に4位をキープしているBMWのハイドフェルド。ウィリアムズのロズベルグは決勝では6番手をキープしていたが、残念42週でリタイヤ。
やはり決勝レースはタイヤのルールなどもそうだが、予選の順位をキープするのが難しそう。で予選すら遅いチームはもっと下位まで落ちてしまう。トヨタはトップ10以内でのスタートではあったがその後順位を落としてラルフシューマッハーは予選8番手から15位までダウン。去年まで元気だったチームが中盤または後半に押しやられている所を見ると、今年のルールやライバルチームとの力の差がレースをより難しいものしているのであろう。
今はフェラーリとマクラーレンの一騎打ちという感じではあるが、ヨーロッパラウンドからどうなるのか?ルノーやトヨタだってこのままであるとは思えないし、特にBMWのハイドフェルドの存在がキーになるかも?今年の一番不気味な存在だと思う。ウィリアムズだって去年とはひと味違ったチームになっているだろうし、とにかく見所が沢山ある。
次はバーレーンGP砂漠のサーキットでどんな展開になるか楽しみである。
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by torrows
| 2007-04-09 14:23
| F1
ここ数年、フジテレビのやり方が嫌いだった僕。メインのキャスターに全くF1に無知なアイドルを使って、レース中に頓珍漢な質問やコメントでコメンタリーブースを混乱させたり、空気の読めない馬鹿な現役ドライバーがピットレポートやって番組進行を妨げたり。特に去年の日本GPが一番最悪で本当に酷い放送だと思った。
そういう人間をF1中継に出す意図としては、より多くの人にF1を認知して欲しいとのフジテレビ側の意向でやっていたらしいが、やはり苦情が多かったらしく今年からそういった演出が無くなった。
しかし、良くなったかというとそれ程でもない気がする。ただ地味になったって感じでそれほど斬新な事をしているとは思えない。(片山右京氏の解説は相変わらず過激なので好きだが)
NHKの大相撲の解説にデーモン小暮氏を迎えるくらいの新しい事をして欲しいのだが、いかんせん日本ってモータースポーツに対する認知って遅れているのよねえ。そういう人はなかなか居ない。
ってことはやはりアナリストみたいな人が喋るのが一番良いって事かも知れないなあ。と、なるとやはりマニア向けになってしまう?うーむ。
個人的に好きなのは96年に解説を勤めたドリフトキングこと土屋圭一氏の解説が面白かったなあ〜(笑)すっごい滅茶苦茶で、終いには元CG編集長の熊倉繁春氏に怒られていたのが印象的だった。
番組中に「何やってるんだよ〜!」とか「抑えろよ(ぶつけちゃえ)」とかすごい過激だった。しかし現役ドライバーの視点ってそんな感じなんだろうな。ぶつけても前に行かせないくらいの気迫でステアリングを握っている訳で。しかしジャーナリストである熊倉氏はそんな世界を知らない訳で。ジャーナリストとドライバーの温度差みたいな所が面白かったと思う。
とりあえず邪魔者が居なくなった今年のF1中継。フジテレビもっと頑張って♪
そういう人間をF1中継に出す意図としては、より多くの人にF1を認知して欲しいとのフジテレビ側の意向でやっていたらしいが、やはり苦情が多かったらしく今年からそういった演出が無くなった。
しかし、良くなったかというとそれ程でもない気がする。ただ地味になったって感じでそれほど斬新な事をしているとは思えない。(片山右京氏の解説は相変わらず過激なので好きだが)
NHKの大相撲の解説にデーモン小暮氏を迎えるくらいの新しい事をして欲しいのだが、いかんせん日本ってモータースポーツに対する認知って遅れているのよねえ。そういう人はなかなか居ない。
ってことはやはりアナリストみたいな人が喋るのが一番良いって事かも知れないなあ。と、なるとやはりマニア向けになってしまう?うーむ。
個人的に好きなのは96年に解説を勤めたドリフトキングこと土屋圭一氏の解説が面白かったなあ〜(笑)すっごい滅茶苦茶で、終いには元CG編集長の熊倉繁春氏に怒られていたのが印象的だった。
番組中に「何やってるんだよ〜!」とか「抑えろよ(ぶつけちゃえ)」とかすごい過激だった。しかし現役ドライバーの視点ってそんな感じなんだろうな。ぶつけても前に行かせないくらいの気迫でステアリングを握っている訳で。しかしジャーナリストである熊倉氏はそんな世界を知らない訳で。ジャーナリストとドライバーの温度差みたいな所が面白かったと思う。
とりあえず邪魔者が居なくなった今年のF1中継。フジテレビもっと頑張って♪
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by torrows
| 2007-04-06 18:10
| F1
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