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by torrows
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ソフトバンク「携帯事業から撤退しろ」続き。その3   シムフリーという端末の考え方。

 さて皆さんはケータイの電池パックの裏に入っている「シムカード」という物の存在を知っているだろうか?
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 ソフトバンクであれば3G、NTTドコモであればFOMA,AUの最近の新しい端末であればシムカードを挿してケータイを起動させるというシステムになっている筈だ。

 元々これはどういう物かと言うと、このカードはケータイ事業者が発行している物で、その中には個人のケータイの電話番号や契約内容を書き込まれた、いわばケータイの種(sim)なのである。これを端末から抜いてしまえば何も出来ない白ロムになるという訳だ。もし同じ方式のケータイを持っている友達が居たらシムカードを交換して実験してみては如何だろうか?自分のケータイがあっという間に他人のケータイになってしまうのである。

 しかし何故こんなものがあるのかというと、そのルーツはヨーロッパにある。

ヨーロッパは国がひしめき合っている地域で、よその国に行くにも車や鉄道で気軽に外国に行ける。しかし、ケータイ事業者も国によってまばらで供給している電波形状がその地域に要って異なる。しかし、その国に合った端末に自分のシムカードを差し込んでしまえば、たとえ違う地域でもいつも通りにケータイを使える。という仕組みなのである。
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 それと日本のケータイが自由化するのとどう関係があるのかというと、さっきの例に出た電波の違う地域では端末を換えるという方法にヒントがある。この例で挙げられた使い方をするにはシムフリーという端末を使う必要がある。
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 シムフリー端末とはどこの事業者のシムカードでも読み込み可能で、自分の好きな事業者のカードを選択して好きな端末を選ぶ事が出来るのである。逆の考え方もあってその地域で長期滞在しない場合、プリペイド方式のシムカードを現地で調達したらいつも使っている端末に差し込むだけで使えるようになったりもする。しかし、今売っているケータイの殆どに、シムロックという制限がかけられており、他の事業者のシムカードは使えなくしているというのが殆どである。その頸城を一気に断ち、シムフリー型の端末を売って日本のケータイを統一してしまえば良いのではないか?と考える訳である。

 端末を供給するメーカーも通話料金からのリベードが無い為に、端末の金額をべらぼうに引き下げる必要は無い。一台3万円から6万円くらいの金額で消費者に提供する。

 次に、使いたい事業者のシムカードを選んでそれを端末に差し込む。その事業者のサービスや通話のクオリティが低ければ解約して違う事業者を選べば良い。

 こうすれば一台の端末を大事に使うし、この端末を使いたいからしぶしぶ契約しているなんて事も起きない。それに、この方法には値段にも料金にも矛盾が生じない。

 そこにシムフリーの金字塔になるのが今年の夏にアメリカで販売されたアップルのiphoneの存在である。その事はまた次の記事で書こう。...続く。
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by torrows | 2007-11-10 21:51 | ノキア