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ミハエル

 日本GPの中継を見ていた時、ふと思った。「果たして勝つということはどういうことなのかな?」と。

 レースの途中、シューマッハーのクルマから白煙が立ちこめ、デグナーの前でクルマが止まった。力尽きるように、かつてターミネーターと呼ばれた男は弱々しくマシンを降りてライバルのアロンソに1位を譲った。

 止まった深紅のフェラーリは悲しい眼差をして芝生まみれになっている。静かに戦況を見守っているようでここでまた一つの時代が終わったようなそして新しい時代が始まったような。

 シューマッハーはガレージに戻るとスタッフ一人一人に厚い抱擁をする。「終わったよ」って言っているように。

 これでアロンソとは10ポイント差。次のブラジルGPでシューマッハーが優勝してアロンソがリタイヤしないとチャンピオンが取れないという絶体絶命という場面になった。
 
 しかしここで終わるのか?最後がある。と僕は思う。多分チャンピオンはアロンソが取るだろう。最終戦で10ポイント差をひっくり返すというのは無理だと思う。だけどまだ一戦残っている。

 チャンピオンが取れなくとも、最後のレースを優勝することは出来る筈である。チャンピオンが取れなくてもきっと最後は勝って、そう。ポディウムの真ん中に。

 シューマッハーはきっと答えを出してくれると信じている。最後のターミネーターの走りを僕は見届けたい。
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by torrows | 2006-10-14 03:19 | F1